未来の髪の基盤となる地肌をつくるサロンスカルプケアで美しい髪へ
筋肉を本来の状態に近づけ血流とリンパの流れを促して、未来の美しい髪を育む基盤となる地肌を整えます。
筋肉・血流・リンパと髪・地肌の深い関わり
筋肉の役割
筋肉には体を動かす働きがあります。また、呼吸や胃腸の消化管の運動といった働きもあり、その構造や働きの違いによって3種類に分けられています。
- 骨格筋
- 主に骨に付いている筋肉で、収縮・弛緩することにより運動が生み出されます。自分の意志で自由に動かせる随意筋です。
- 心 筋
- 心臓だけにある筋肉で、心臓の各部屋の壁を構成しています。
障害、収縮を繰り返します。自分の意志で動かしたり止めたりできない不随意筋です。
- 平滑筋
- 内蔵筋ともいわれ、胃や腸などを動かし、血管も構成しています。
自分の意志で動かしたり止めたりできない不随意筋です。
血液の役割
血液は、心臓がポンプの役割をすることで全身をめぐります。血液が全身を一周するには約1分かかり、血流が滞ると組織や細胞へ栄養分や酸素が行き届かなくなるとともに、老廃物が滞りやすくなってしまいます。
- 動 脈
- 酸素や栄養分を体の組織に届けます。
- 静 脈
- 組織から排出される不必要な二酸化炭素や老廃物などを運びます。
リンパの役割
リンパ管は血管のすぐそばにあり、静脈が回収しきれない水分や分子量の大きな老廃物を改修します。血液が全身を約1分で一周の擦野に対し、リンパは12~24時間かけて一周します。また、鎖骨と腹部の内側には静脈とリンパの直結部があります。 リンパは筋肉運動によって流れているため、筋肉が硬くこってしまうと、ゴムチューブのようにやわらかなリンパ管は影響を受けて、リンパの流れが滞ったり、老廃物が溜まりやすくなります。これによりむくみやすくなったり、代謝が悪くなったりすることがあります。女性が男性に比べてむくみやすいのは、男性の方が筋肉量が多く、リンパを流す力が大きいためと考えられています。
- リンパ管
- 毛細血管からしみ出た老廃物や体液が通る管です。
- リンパ節
- リンパ液を集めて浄化を行っています。
●リンパ節が多く集合する場所が、むくみやすい箇所です。
頭部の筋肉・血流・リンパの関係性
頭部において、血液は髪の成長に必要な栄養を運ぶ大切な役割があります。 しかし心臓より上に位置していることや、頭部の血管の多くが毛細血管であること、また頭部の筋肉は薄く、筋肉量が少ないことで血流が滞りやすくなる場合があります。そのため、サロンスカルプケアやご自宅での地肌マッサージで筋肉を動かし、血流とリンパの流れを促すことが大切です。 頭部の筋肉は表情筋ともつながっており、過度にこったり筋肉の力が衰えると、シワやたるみの要因にもなります。